2020/05/30

無観客のダービー。府中 2400m は先週のオークスに続き良馬場での開催になりそう。歴史的な経緯により「運がいい馬が勝つ」と言われるが近年においてはもちろんそんなことはない。府中適性、距離適性、世代間の力量、右利き左利きの順で重要視する。府中適性とは簡単にいってしまえば長くいい脚を使えるということ。

◎ ヴァルコス
〇 コントレイル
▲ サトノフラッグ
△ ダーリントンホール
△ サリオス
 
買い目は馬単裏表◎ - 〇▲△、三連単軸一頭マルチ◎ - 〇▲△。

本命は青葉賞二着のヴァルコス。テンで行き脚が付かず後方からとなったが、勝ち馬が完璧な競馬だったのに対して向こう正面から押し上げて三角から大外を回して最後あの脚なら。もうちょっと内枠のほうが良かったといえばよかった。対抗はコントレイル。説明不要、世代上位で無敗の皐月賞馬。府中実績もあるが、距離適性でこの評価。単穴はサトノフラッグ。距離適性では一番ではという感じだが終いの切れ味が上位二頭に及ばないと見て。抑えはまずダーリントンホール。距離も大丈夫で今回は真ん中の枠な上に両隣が前に行く馬で多分前目につけるだろうという予想から。差し足比べは分が悪いので鞍上に期待。もう一頭は二歳王者サリオス。世代上位の力と府中実績から。コントレイル同様やや距離に不安がある。

何が何でもハナ、ぶっ飛ばすという馬はいないのでペースはすぐに落ち着いて後傾ラップだろう。近年でいうと一昨年のワグネリアンが勝った年 [netkeiba.com] と同じくらいか。36.0 - 34.5 上り最速 33.0 の 2:24.0 ぐらい。

切った馬でまずサトノインプレッサは距離も長いし脚も足りない。アルジャンナとワーケアは距離と府中適性でいえば買えるが、近走の相手関係を見ると力不足。つかワーケアまともな馬場で走ってなくてかわいそうなぐらいで、今回爆発の可能性もあるし人気があるのは分かる。そして皐月賞本命に推したヴェルトライゼンデは距離はいいけど府中だとどう見ても切れ味不足だろう。個人的には頑張って欲しい。皐月三着のガロアクリークはさすがに長いしそもそも皐月賞がばっちりはまった競馬だった。京都新聞杯勝ち馬のディープボンドは血統的に距離はよさそうでも終いが府中では足りない。迷った末に切ったのはマイラプソディ。距離はいいし終いもあるものの三歳になってからの近走がよくない。鞍上も怖いところだが相手関係も見て力不足と判断した。

おそらく夏競馬で入場解禁としたいのだろうけど密対策とりようがないよなあ。スタンド、パドック、建物内、全部厳しい。ほかの密な施設、例えばディズニーランドや USJ のようなところが再開したら参考にするしか。ただ競馬場って制御しやすい人の流れは発券機と払い戻し機の前ぐらいで、ほかは距離を保ってくださいとお願いするしかなさげ。あとは事前予約制での入場規制で人数抑えるぐらいだろうか。


おまけ
残念ダービーとして名高い目黒記念も。いやまあもちろん目黒記念自体は大変歴史のあるレース名であることは知っている。

◎ ルメール騎手
〇 デムーロ騎手
▲ 福永騎手
△ 三浦騎手
△ 武騎手



(17:00)

コメントする

名前
 
  絵文字