2020/07/02

世の中には確かにショートスリーパーと呼ばれる人々がいる。ならば対となるロングスリーパーも特に目立たないだけでいるはずだ。ロングスリーパーの定義はここではとりあえず平均睡眠時間 9 時間以上とする。

suimin_man


ショートスリーパーと遺伝子について [wired.jp]

短時間睡眠はある種の才能ともいえる内容。後天的に努力で手に入るものじゃないよなあとは思う。その裏付けにはならないが。

[pdf] 大学生における睡眠時間の規則性と幼児の睡眠・生活習慣への認識との関連 [jschild.med-all.net]

はじめにに書いてある通り調査結果をもとに幼児の睡眠時間や習慣を考察するのが目的の論文。けどまあ俺が見たいのは前半の大学生の睡眠時間の規則性。規則群と不規則群で半々、そして不規則なほうが平日の睡眠時間が短く休日は長め、か。ただ全体でいっても平均睡眠時間は 7 時間を切っている。短い。

[pdf] 短大生の睡眠時間と食生活について [libro.do-bunkyodai.ac.jp]

睡眠時間で群をわけた論文。ただ、最初の研究の目的項の中で
幸いなことに必要な睡眠時間には本来個人差がある。
と記述があるものの根拠になる資料や論文がないのが残念。個人差とはなにか、それは先天的ものなのか後天的ものなのか誰か調べてくれ。それはともかく、母数 82 に対してショートスリーパーといっていい 5 時間群が 10 もある。割合でいえば 12% 強であるのに対し、9 時間群はゼロ。完敗である。興味深いのは遅刻欠席の割合が 5 時間群が高いこと。上記の 12% には無理をしている人がいることが窺い知れる。

[pdf/download] 大学生における睡眠の質と関連する生活習慣と精神的健康 [nii.ad.jp]

Ⅲー1 Fig.1 に睡眠時間の割合グラフがあり、文中で以下のような記述がある。
6時間以下の睡眠時間の者は全体の55.3%、8時間を超える者は6.6%、(以下略)
ぐええ。信じられない。正確な数値は分からないがグラフからは 5 時間以下の群が 20% 以上あることが見て取れる。うええ。

[pdf] 日本における睡眠障害の頻度と健康影響 [niph.go.jp]

Ⅳ. 1. (1) 分布の項によい資料がある。右側にある図 3、4、5 がそれだ。これによるとついに姿を現した 9 時間以上群は 3% 程度いるようだ。対して 5 時間未満群は倍の 6% 程度。やはり全体の平均睡眠時間は 7 時間未満である。


結論として、ロングスリーパーは確かに実在した。世の中ではショートスリーパーがもてはやされているような気がするし、たしかに人生の限られた時間を有効活用しているような気もする。ショートスリーパーの研究やニュースはたまに見るのに対し、ロングスリーパーは怠け者か精神病患者扱いで研究やニュースなどで見かけることはない。そう、我々ロングスリーパーは真のマイノリティであったのだ。しかしだからといって睡眠の権利をデモで主張したりノーマルに合わせることで受ける苦痛に対する謝罪と賠償を要求したりせず、日々洋々と睡眠をむさぼっていくべきであろう。


なおこのブログ記事は 10 時間以上ぐっすり寝たあとに書いている。

(16:30)

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